陣野先生は、いつの間にかその姿を消していた。 ――――わたしの右肩に『死の花束』を残して。 燃え盛る炎が、星へと…………上っていく。 一千年前から輝いていたかもしれないその星に、 深い愛を見た気がした。 ―――――イヴ…………あなたの命を燃やすほどの、愛を。