『ヨシキが殺した』……?
その名にふと思い当り、わたしは病院からもらった領収書や処方箋をバッグから取り出した。
「……やっぱり…」
担当医の名は………『園田芳樹(そのだ よしき)』。
園田先生が殺したって、どういうこと?
雪音が怖いと言うからには、きっとよっぽどのことだ。
あの優しい笑顔の園田先生の顔が浮かび、とても殺人とは結び付けられなかったけど。
でも、一つだけわかった。
『園田先生』と『国枝沙耶』には、何かつながりがある。
そして、『国枝沙耶』と『陣野先生』にも………。
園田先生には、『イヴの欠片』らしきものがあって、陣野先生も彼に間接的に何か関わっているかもしれない。
そう考えると、園田先生と沙耶のことをこのまま見なかったことにすることはできなかった。
園田先生が『イヴの欠片』の持ち主なら、陣野先生が手にかけるのも、時間の問題だ。
わたしは携帯を取り出すと、急いでレイに電話をした。
「はい、はーい。あれ?神音ちゃん、オレに電話してくるなんて、オレとデートしたくなった?」
その名にふと思い当り、わたしは病院からもらった領収書や処方箋をバッグから取り出した。
「……やっぱり…」
担当医の名は………『園田芳樹(そのだ よしき)』。
園田先生が殺したって、どういうこと?
雪音が怖いと言うからには、きっとよっぽどのことだ。
あの優しい笑顔の園田先生の顔が浮かび、とても殺人とは結び付けられなかったけど。
でも、一つだけわかった。
『園田先生』と『国枝沙耶』には、何かつながりがある。
そして、『国枝沙耶』と『陣野先生』にも………。
園田先生には、『イヴの欠片』らしきものがあって、陣野先生も彼に間接的に何か関わっているかもしれない。
そう考えると、園田先生と沙耶のことをこのまま見なかったことにすることはできなかった。
園田先生が『イヴの欠片』の持ち主なら、陣野先生が手にかけるのも、時間の問題だ。
わたしは携帯を取り出すと、急いでレイに電話をした。
「はい、はーい。あれ?神音ちゃん、オレに電話してくるなんて、オレとデートしたくなった?」