溺愛S坊や☆★







ただがむしゃらに走ってた…。










突然私の腕が後ろに引かれた…。





走り疲れてた私は、簡単にバランスを崩した。







倒れる!!







目を塞いだ時、私は何かに支えられた。








恐る恐る目を開けると…







龍斗君だった…。










『龍斗君…』






私の目から涙がまた一滴こぼれた。






私は慌てて涙を拭った。










すると、龍斗君は私の体を強く抱きしめた。









『すいませんっ!!本当にっ…すいませんでした!!!』













どうして…?






何で龍斗君が謝るの…?






悪いのは私…。








勝手に見て、勝手にショック受けて、勝手に泣いた私…。







龍斗君は悪くないでしょ…?