溺愛S坊や☆★





いないなぁ…。





そう思っていたら、後ろから声がした。






『ちょっとすいません』






『あっ、ごめん~…って…龍斗君!!』






『え?』







龍斗君はやっぱり綺麗な顔で私を見る。







『おはよう!私だよ!!小野田莉依!』








『あぁ。おはようございます』







『同じクラスになれたね♪』







『そうですね』








昨日のメールと同じ言葉…。








え?




もしかして、昨日のアレは…




単に流してただけ?







ちょっとショックを受けつつ、私は龍斗君の顔をじっと見た。








やっぱ綺麗な顔だなぁ…。



あっ…目、綺麗。純粋そう…。





唇も綺麗だぁ…。








ヤバッ!!私変態?!



我に返って、龍斗君から目を逸らした。