とか思ってたら…。
『小野田』
いきなり呼ばれて心臓が跳ねる。
『何っ?!』
龍斗君の方を見ると突然唇にキスをされた。
『んっ…』
唇を離すと、少しだけ淋しげな表情をしていた龍斗君…。
『どうしたの…?』
『何でもありません。……笑っていてください…。』
え?
それだけ言って先に行ってしまった龍斗君…。
何何?
あっ…もしかして…。
淋しかった?!
私が目を合わせなかったり、ため息ついたりしてばっかだったから?!
龍斗君の意地悪の後に何のリアクションもしなくなったから?!
もしかして…。
作戦成功しちゃってます?!
ヤバッ。嬉しいかもっ。気にしてくれてたんだっ♪

