溺愛S坊や☆★






とか思ってたら…。






『小野田』





いきなり呼ばれて心臓が跳ねる。





『何っ?!』





龍斗君の方を見ると突然唇にキスをされた。







『んっ…』






唇を離すと、少しだけ淋しげな表情をしていた龍斗君…。







『どうしたの…?』










『何でもありません。……笑っていてください…。』







え?






それだけ言って先に行ってしまった龍斗君…。





何何?





あっ…もしかして…。







淋しかった?!





私が目を合わせなかったり、ため息ついたりしてばっかだったから?!





龍斗君の意地悪の後に何のリアクションもしなくなったから?!






もしかして…。







作戦成功しちゃってます?!





ヤバッ。嬉しいかもっ。気にしてくれてたんだっ♪