溺愛S坊や☆★





そう強く思った私は、龍斗君と同じ中学に通っていた男子に、話を聞いてみた。


それが、私にとっての龍斗君のイメージを大きく変えることになるとは知らずに…。






『ねぇ!龍斗君って中学時代もあんな風に人気あったの?』



『え?何?もしかして小野田って、龍斗狙い?』


『えっ…そういう訳じゃ…』



でも、確かにそうだし…。隠す必要もないかぁ…。



『そうなの!!だから、教えてっ』





すると、その男子はニヤッと笑った。





『やめといたらぁ』




『何で?!…嫌っ』




『ふーん。…言っとくけどさ…。あいつ…













ドSだよ。










わかった?』






『えっ…?』






ド…S?


龍斗君が?






えっ、全然イメージ違うし…。





どっちかというと、



Mかなぁ。なんて考えてたのに…?





S…。




今流行りの?






流行りではないか。






サディスティック…