溺愛S坊や☆★








『泣かないでください。』








龍斗君は、私の右目にキスをして涙を唇で拭ってくれた。







『りゅっ…龍斗君っ…』






龍斗君は両手で私の顔を包んで、左目の目にもキスをして涙を拭ってくれた。






『涙は拭いてあげなきゃね?』







龍斗君は少し意地悪な表情で卓哉君を見た。







『莉依?ちょっといいですか?』







『えっ…うんっ!』






私は龍斗君に引かれるまま歩いた。