「まったく、誰も出てこないじゃないか!!
行くぞ!野郎ども!!」
「はい!お嬢!!」
僕らが歩きだしたとたん、後ろから銃声が聴こえた。
「ヒロ・・・さん・・・?」
「いや・・・気配がすると思ったらただのクモだった。」
ヒロさんの目先には壁に
ネバー弾で貼りつかれているクモがいた。
「なんだよ…ちょービビったじゃん。」
「あ~!ユウ、ビビってんのかよぉ~!」
「んだよ、ビビってなんかないし!」
「今、ビビったって言ったじゃーん!!」
「それは幻聴だ!!」
「まぁまぁ、二人とも…ケンカはそこらへんで・・・」
バキューーンッ
・・・・・
また銃声が鳴った。
「今度はなんだよぉ、ヒロォ~。」
でも、そこには居るはずのヒロさんが居なかった。
「ヒロさん・・・?」
さっきのクモも居なくなっている。
「クモに襲われたのか?」
「それはねぇよ、あんな小グモ。」
「そんな事より…ヒロさんは…。」


