伝説プリンセス



「まったく、しゃあねぇなぁ~。」


隣に立っていたヒロがネバー銃を取り出し


狙いを定めて虎の脚に銃弾を撃った。





銃弾が鳴るとともに虎は足がもつれ、その場に倒れた。



「ふぅー、一丁上がり☆」


ヒロはカッコ良く銃先から出る煙を吹いた。



「お頭~!ありがてぇぜぇ!!」


「いや、お手柄オレだから!?」



「お頭~!」


人売りは軽トラックをゆっくり走らせながら


こっちへ来た。



「お頭、久しいっス!」


「おっおう…。」



チンピラみたいな服を着て3人組はニッと笑い金歯を見せた。




「なんなんだよ、こいつら。


 おめーのこと"お頭"って呼んでるけど


 おめーより年上じゃねぇか。」




ヒロは困った顔で苦笑する。


そんなヒロにライナは手をヒラヒラ上下に動かす。



「あー、話すの面倒っちぃからあとでな♪


 こいつらは"人売り"だ。」



「ひ…人売り…って…お前らどんな奴らとつるんでるんだよ!?」



「でも、この人たちはピーナッツ国の国王の

 言いなりになっていただけで


 中身はとても良い人たちですよ♪」



ヒカルが丁寧にフォローしてくれて誤解が晴れた。




「っで、おめぇら!こんな所でどうしたんだ?」



「そっそれが…ライナ姫…実は…」



「ちょっと待て!」



さっきから何か音が聞こえる。



チッチッチッチッ



なんだ?この音・・・



どっから音が聞こえるんだ・・・