「きょっ巨大魚!!??」
刃がむき出しになった巨大ザメ。
クジラと同じくらいの巨大ザメは
今にも食いつきそうな目をして
あたしたちに怒りを見せている。
「ヒカル!!逃げよう!!」
「間に合いません。」
やけに冷静な口調だった。
「ヒカル・・・?」
ヒカルは息を吐き
クルーザーを蹴って跳びあがった。
そして、しなやかな剣さばきを見せ
着地した。
一瞬の出来事で何が起こったか分からなかった。
シャキンッと音をたて
剣をしまうと同時にサメは後ろに倒れた。
水しぶきが目にかかる。
目を擦り、視界が戻ってきたとき
ヒカルは片膝をつき真剣な目をしていた。
「執事兼剣士、名はヒカル。
我が命、お嬢に捧げます。
どうか旅のお供をさせてください。」
そして、二コリと笑って
「これでも一人旅をするんですか?♪」
と首をかしげた。
そんな感じですぐに仲間ができてしまった。


