伝説プリンセス




そして、姫様が堂々と一歩前で出た。




「という事だ!


 お前らで思う存分そのガキを養ってやれ!



 そんで、そのヒロという男をもぅ2度と


 この町で盗みが出来ないように


 あたしらが連れて行く!!!」




・・・・・・・・・



どええええええええええええええ!!!!??



姫様はハッハッハッハッと空に向かって笑う。




「待て待て待て待て!!どういう事だよ!!??」


「なんだよー理解力ねぇなぁ~。


 あたしがお前を連れて旅に出るってことだよ。」



「オレにはそんな義理はねぇ!!」



「んな難しいものなくたっていいよ。


 さっきあたしが決めたことなんだから。」



「はぁ!?そんな勝手な!!」



「じゃあ、ここでダシになるか?」



うぐっ・・・。



オレは折れた。



「しゃあねぇ…連れて行けよ、オレを。」



姫様はニコッと笑い


鼻歌を歌いながらオレの縄をほどいた。