伝説プリンセス





〜Hunter〜



オレは家々の間を疾走する。



「あいつだぁ!捕まえろ!!」


捕まってたまるかっ。



このパターンは何回も毎日のように繰り返される。


全く懲りないなぁ〜。



まぁ、オレもだけど(笑)





「どこ行った!?あいつ!?」


裏通りの交差点。


奴らは三つに別れて捜した。




でも、そこにはオレはいないよ。


残念!上でした☆


オレは壁に付いた粘着ゴムを手から剥がし地面に着地した。





「さぁ〜てと、この小壺はいくらで売れるかなぁ〜?」



リュックから高級そうな小壺を取り出し擦ってみる。


この複雑な模様といい、変わった形といい、いかにも高そうな匂いがする。






「あ〜、腹減ったぁ〜。」
表通りから大きな声が聞こえる。


オレは壁に隠れ、そっと通りを覗いた。



「なぁ〜んか、最近まともに飯食ってねぇーじゃん。

たまにはドバッと御馳走食おうぜ!」


3人組の先頭をきるのは健康的な服装の少女。



あれは…


よく見ればラフランス王国の姫…



ライナ・・・!?





オレは小壺をリュックにしまった。


「こりゃリッチなブランチを楽しめそうだ。」