~Princess~ あの人が燃えていく。 あの人が骨になる。 あたしはその一部始終をヒカルと見ていた。 まだ幼すぎたあたしは淡々とその作業を見ているしかなかった。 でも、コワかったのだ。 一人になるんじゃないかって。 もう音源も顔も思い出せないあの人に会えないと分かると。 ねぇ、ヒカル。 あたしはあなたが必要なんだよ。