伝説プリンセス



地響きが鳴る。


目の前から光がこぼれ、眩しくて目を細める。



そこに現れたのは体格のいい男。



2年前、あたしの目の前に現れた女性じゃない。




「誰だ?」



声からして青年だ。



あたしは恐怖で答えられずにいると


彼はすぐに近づいてきて明るい声で言った。



「もしかしてライナ?」




誰―?