「今日はいろいろあったね」 消えそうなサチの声。 「ああ」 「私、皆のこと全く知らないんだなぁって。 思い知らされちゃった」 皆…、たぶん俺も含まれているのだろう。 俺も彼らについて何も知らない。 たまたま姫様の気まぐれの冒険に巻き込まれた俺達。 それと姫であるライナはためらいもなく“仲間”と呼ぶ。 俺達は相手の事を軽率に信じてきていたんだ。 今さらながら、愚かだ。