伝説プリンセス



「わいはお前が嫌いじゃ。


まぁ、首にした逆恨みに近いもんじゃ。



裕福な暮らしを投げ捨てたぜいたく男。


王の地位を恐れる落ちこぼれ。


追うなんて与えられたものにしかなれないのに


お前は贅沢に生きて窮屈になったら無責任に逃げよった。



わいみたいな凡人たちはどんなに身勝手なお前を憎んだことか」



……そう思われて仕方ない。


実際、オレは逃げたんだ。