そして、作業用のゴーグルを外し、立ち上がった。 オレの目の前に立つ伐斗。 「昔は王家の執事だったがな」 やはりそうだったのか。 どうりで女性へのエスコートが上手く、王家の事に詳しい。 「お前、俺の顔知らないだろ? オレは下級の執事だったからのぅ。 同僚が気に食わんで殴ったらすぐに首になったわ」 フフッと軽く笑い、俺を睨んだ。