「銃ありがとうな」 「ああ、もう出発するのか?」 顔を機械に向けたまま、細かい手作業をしている。 本当に全部手作りなのか…。 「伐斗、一つ聞きたいことがある」 機械音しか聞こえない。 「お前、ただの発明家じゃないだろ? 王家に関わりがあるものか?」 しばし機械音が鳴り響き、彼は言った。 「ただの発明家じゃよ」