「ヒルク!!」 「はい……。」 オレはのそりと立ち上がる。 お父様は頭に血がのぼったような顔でオレに近づき、 オレのほうを思いっきり殴った。 「ぐっ……」 「お兄様!!」 「触るなワイト!」 ワイトがオレに駆け寄ろうとしたがお父様が阻止した。 ワイトの心配そうな眼差しを感じる。 「お前はグラッシーア王族の長男だぞ!? 次期、国王になるものが民衆に紛れて ギャンブルをするとは許される事ではない!!! 自覚を持て!!!」 お父様はそう怒鳴り声をあげてこの部屋を出た。