「なんという呑気な…」


ユウは付き合ってられないとため息をつく。


「俺、お姫様王子様ごっこなんて出来ないぜ?」


「“君の瞳に乾杯”ぐらいはできるだろ」


「・・・ライナ、そういうのどこで教わる?」


「バター国で漫画を輸入している。」


「・・・。」


ユウは強引にサチの腕を引いた。


「えっ?えっ??」



「行くぞ!パンプキン団!!」


「あっ、それ!あたしのセリフ!!」



戦士ユウと合流し、


あたしたちはヒカルとヒロを探すため


ワコウ船長からもらった小舟に乗った。