「おーい!上陸するぞー!」 船が大きく揺らいだ。 あたしとサチは柱にしがみつく。 上陸したのはココ島。 見る限り小さな島で、船長曰く、ここは無人島らしい。 ―が、船から降りて辺りを詮索してみると木で出来た小さな家があるのが見える。 「船長、ウソ付いたー」 「いや…そんなはずでは…」 その瞬間だった。 草むらから黒い肌をした子どもたちが現れ一斉にあたしたちに槍を向けた。 「なんだ!?」 「てめーら!ガキ共に銃を向けろ!」 船長の指示で船員は皆、子どもたちに銃を向ける。