~Princess~
グラッとバランスを崩す。
あたしは2階からはみ出したのだ。
落ちる―。
また落ちるのか…。
今度は刃へ―。
「お嬢!!」
ヒカルはあたしの元へ走り
あたしを空中でキャッチした。
でも、ダメ!
そんな事したら・・・
「ヒカル!!下!!」
遅かった。
ヒカルが振り向く前に
ヒカルの脇腹に刃が突き刺さる。
「ぐあぁぁぁぁぁっっ!!!」
ヒカルは叫び
あたしたちは何もない床へ転げ落ちた。
床に落ちた衝撃でスイッチは壊れ、
もぅトラップは作動しない。
でも、ヒカルは傷を負った。
ヒカルは脇腹を抑えもがき苦しむ。
「ヒカル!!大丈夫!?」
凄い血だ…。
これがタスケの実ではなく
本物の血だと分かっていると辛い。


