伝説プリンセス




乗り物は意外にも頑丈で


城の壁を突き破った。


オレは瓦礫をよけ、「ぷはぁ」と顔を出した。



「あ~、生きてる~!!


って、てめぇマジで俺を殺す気か!!?」



って・・・あれ?



「・・・・・。」



あのお化けが姿を現した。



容姿全体が見える。



その姿はオネエ語ババアではなく少女だった。


(ライナよりは少し年上だな。)



いや、この子はさっきのお化けじゃない。


手首と足首を縄で縛られていて


口にはガムテープが貼られている。



この子は悪い奴に捕まえられたんだ。



「~~~~」


何か喋っている。



「待って、今、テープ取るから。」


オレはテープを痛くないようにゆっくり剥がした。



彼女はむせてから俺を見て涙を流して訴えた。



「助けて下さい!!」