伝説プリンセス




あたしはパンダの乗り物に乗っかった。



(※説明しよう!


パンダの乗り物とは遊園地でよく見かける


100円を入れてボタンを押すと四足歩行する


動物の子供向けの乗り物の事だ。)




そして、コインを入れて歩く速さを


"早い"に設定してデッカイボタンを押した。



すると、パンダはリズミカルな音楽を奏でながら


歩きだした、…いや走り出した。



あたしは振り落とされないよう


手綱をぐっと掴み、もぅ片方の手で短剣を抜いた。



乗馬をしたことはない。



しかし、この姿をギャラリーはこう言うだろう。




『オオ!ザッツ☆ナポレオ~ン!』




(ただのパンダの乗り物で遊ぶ子供にしか見えない。)




「お嬢!?」


ヒカルとユウはあたしのかっこよさに見惚れて声が出ないらしい。


(ただ単に目を丸めいているだけ。)



あたしは短剣を振り回した。




「フハハハハハ!


我こそは誇り高き冒険姫ライナ!


邪悪な虎共を華麗なる剣さばきで成敗してやる!!」