「ははっ…良かった…」
「ン…グスッ…クシュン!!!」
薄着で外に出たから少し冷えてくしゃみが出た
「もう遅いし、帰るな?」
「ん…バイバイ」
そう言って帰って行く卓都の背中を少し見詰めて中に入って寝た
……。
トントン――…
「お嬢様、起きてください」
「ん゛ー…眠い」
「しかし、ご主人様がお帰りになられました」
「え…えぇー!!!!パパが?!!!」
あたしは飛び起きて急いで着替える
パパが…帰って来た…;;
「林さん…パパなんか言ってた?」
着替え終わって廊下に居る林さんに話しかける
「はい…大切な話があるそうで…」
…やっぱり
「それって…あたしにとって――…」
と喋っている時、
「要ー!!!会いたかった」
「―ッ!!!!パパっ」
あたしを抱きしめようとするパパの腕をスラリとかわして林さんの後ろに隠れた

