「お…お茶はハレンチだよ…;;」
見え透いた嘘を吐くときって何でこんな冷や汗がでるんだろう。
「ふーん?」
あーほら;;
誰だって気付くよね…
もう嫌だ…
恥ずかしくてたまらない…
「じゃあさ…あっちのお部屋でハレンチな事しちゃう?(笑)」
「――ッ!!!」
「って嘘、要の心の準備が出来るまで待つから」
と言ってポンッと頭を叩いてどこかに行ってしまった
「はぁ…」
心の準備か…
そりゃ…いつかはする事だよね
嫌とかじゃなくて…
怖いのと、恥ずかしいだけ
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「あれ?…卓都がいない」
夜ご飯の用意をしようとして近くに買い物に行って帰って来たらいるはずの卓都がいない。
隆平達の部屋かな?
と思いあたしはそのままご飯の準備をした。
卓都をびっくりさせてやるんだっ!!
卓都、あたしがお嬢様だからって料理出来ないって思ってるみたいだし…
(前に言われた…;;)
あの時は出来なかったけど…
今は家の調理師さんにちゃんと教えてもらって作れるようになった。
かなりの時間がかかったけど;;

