教室に入ると奏と隆平が勢い良くあたしに抱き着いてきた
『おめでとう!!良かったね』
二人とも声を揃えていうから笑った
「ん?…何で知ってるの?」
『そんなの要ちゃん見てたら分かるよー』
この二人は双子か?!!!
ってくらい息ピッタリ。
「あはは!!ありがとう」
と言ってまた三人でピョンピョン飛びながら喜んで居ると急に後ろに引っ張られた
「奏、隆平いい加減離れろ」
とあたしを後ろから抱きしめる形で言うのは卓都
『あー嫉妬だっ』
「るせぇよ…」
と言ってあたしの手を引っ張って席に着いた。
さっき奏と隆平が言ったの…本当かな?
た…確かめたい~~!!!
なんて思いながら無意識のうちに卓都を凝視していた。
「…っ;;あんま見つめんなよ///」
と言いながらプイッと顔を逸らした
けど見えちゃったんだよね~
耳まで真っ赤にしてる卓都の顔が♪
「照れてる(笑)」
なんか嬉しかった。
卓都も恥ずかしがったりしてくれるのが…
「見んなっ…」
と言って手であたしの顔を塞ぐ。

