「ねえ。卓都」 「んあ?」 「こんな熱いミルクじゃ、万雪飲んでくれないよ」 「熱い?」 ノートパソコンを閉じてあたしの隣に来た 「ほら、」 そう言って一滴だけ、卓都の手の甲に垂らした 「あっちぃ!!」 「ね?まずはヤるよりミルクの作り方を学びましょうか」 ニコッと笑って言った 「う~わ;;マジかよ…」 ガクッと項垂れる卓都 「卓都?」 「ん?」 チュッ――… 顔を上げた瞬間、触れるだけのキスをした 「ありがとう、ミルク作ってくれた時嬉しかった」 「……」