「あ、泣き止んだ?」
ミルクを片手に部屋に入ってきた卓都
「ん、寝てる」
「やっぱ、母の力ってすげぇな」
「…へへ」
「ミルク…要らねぇな」
万雪の顔を覗き込みながら言った
「今日は万雪も一緒に寝ようか」
「そうだな…
あ~あ!!またお預けかよ」
そう言って苦笑いをする卓都
「あはは、ミルク貸して」
「今度、林さんに万雪預けてデートする?」
そう言いながらあたしにミルクを渡す
「…けど、」
「たまにはな?」
「うん…」
寝室に戻って万雪をベットに寝かせた
あたしと卓都はリビングで何かしている
…たぶん、仕事だろうけど

