「…はあ、俺行く」 そう言って名残惜しそうにあたしの服の中から手を抜いた 「…あ、あたしも行く」 そう言って上からカーディガンを羽織って万雪の部屋に行く 「…ふぇぇぇんっ!!」 顔を真っ赤にして泣いている万雪 ゆっくりと抱き上げ、背中をポンポンと優しく叩いてあげる 「万雪大丈夫だよ、ママだよ」 「…ふぇ…ひっ…」 暫く、背中を叩いてあげてた 静かになった時には、万雪は親指を口に加えて寝ていた …可愛いなあ、