そっか…
そうだよね、
相手は卓都だし、心配すること無いよね…
「うん、あたしね…今度から料理教室通うの。卓都の大好物は何?」
来週から本格的な"花嫁修行"が始まる
卓都の為に美味しいご飯を作ってあげられると思えば全然、苦じゃないし
むしろ、嬉しい
卓都はどんな表情をしてあたしが作ったご飯を食べてくれるのかな?
って考えるとニヤけるくらい
「俺は…グラタンかな?」
「グラタン?!
な…んか意外だな」
「そ?俺は凝った料理より庶民的な料理の方が好きだから」
「そうなんだ、あたし頑張って作るね!!!それで一番に卓都にあげる」
「ん…楽しみにしてっから」
そう言ってあたしの前に立つと少し体を屈ませてあたしの後頭部を押さえた。
「…んっ…ふぅっ…」
朝から濃厚なキスをされた。
暫く、卓都にキスをされているといつの間にか服の中に手が入っていた

