気が付けば次の学校の日は終業式だった
「要様行ってらっしゃいませ」
「うん、行ってきます」
学校に行く途中に見る景色はもう、クリスマス一色
「クリスマス…か、」
クリスマスとか今まで彼氏なんて居たこと無いし、どういう事…すんの?
「ふー。分かんねぇ…」
そんな事を呟いていると、腕を掴まれて後ろに倒れそうになる
「お前っ…迎え行くって言っただろ?」
「ふぇっ?卓都?!!」
「ったく。
ほら行くぞ」
そう言うとあたしの手を握って歩く卓都
…っ/////
「あ、ねぇ?
クリスマス何か欲しいのある?」
分からないから聞いて見るけど
「いらね。要と過ごせたらそれでいい」
なんて、恥ずかしい事をサラッと言う卓都
「~~///」
「顔真っ赤(笑)
ってかクリスマスイブとクリスマス空けといて」
「う、うん?」
「旅行連れてくって言っただろ」

