らぶ★ぱにっく






"いらっしゃいませー"



そう言って入ってくる客に愛想良く振る舞う卓都




入って来た女の子達は卓都が格好良いからかキャーキャー言ってる




なんの為に…こんな所で働いてるの?



卓都…お金に困って無いよね





「いらしゃ…

要…」

「卓都…っ…」




居ても立っても居られずあたしは卓都が働いている店に入った





卓都が働いているのはカフェ




だけど…女の子限定で店の人はみんな男の人。




こんな…っ



こんな所で働か無くたって…良いじゃん




「…要!これは…」

「あたしより…可愛い女の子が来るこの店の方が良かったんでしょ?」



あたしは卓都が言おうとしたけど無理矢理遮って言った





「だから…最近一緒に帰れなかったんでしょ?」

「要…聞いて」



そう言って卓都はあたしの腕を掴もうとした





「嫌…聞きたくない。あたし寂しかったんだよ?けど、朝は一緒に行けるって言うから我慢した。我慢したのに…最近はそれさえも無理でさ…あたしの気持ち考えた事あるっ?」



あたしは卓都の手を振り払って思っていたことを全て吐いた