らぶ★ぱにっく





その後思いつく限りの酷い言葉を要に言った



要は泣きながら屋上を後にする




何で…思い通りに行かないんだろう。


想いを伝える時は時間が掛かった


なのに…。


別れってこんな一言で済まされるんだよな




…まだ諦めた訳じゃない




けど今は離れて今まで以上に要を好きになれるように
もっと頼りにしてもらえるように…




だから…この選択が間違ってるとは思わない







「そんなの…他の奴に取られてからじゃあ…遅いんだよ?」



後ろから声がしたと思い俺は後ろを見た



そこには遥が立っていて、すぐに俺の隣に座った



って言うか俺…今声出てた?



「卓都の事なら何でも分かるからね。俺は」

「…るせぇよ」

「卓都は要ちゃんとやっと別れたし…俺容赦しねぇから。後から返せとか無しだからな?」



と俺の胸ぐらを掴んで言った遥