その後思いつく限りの酷い言葉を要に言った
要は泣きながら屋上を後にする
何で…思い通りに行かないんだろう。
想いを伝える時は時間が掛かった
なのに…。
別れってこんな一言で済まされるんだよな
…まだ諦めた訳じゃない
けど今は離れて今まで以上に要を好きになれるように
もっと頼りにしてもらえるように…
だから…この選択が間違ってるとは思わない
「そんなの…他の奴に取られてからじゃあ…遅いんだよ?」
後ろから声がしたと思い俺は後ろを見た
そこには遥が立っていて、すぐに俺の隣に座った
って言うか俺…今声出てた?
「卓都の事なら何でも分かるからね。俺は」
「…るせぇよ」
「卓都は要ちゃんとやっと別れたし…俺容赦しねぇから。後から返せとか無しだからな?」
と俺の胸ぐらを掴んで言った遥

