それと同時に生まれる疑問
何で俺に相談してくんねぇの?
何で…なんで遙に相談すんだよ
俺…頼んねぇかもしれないけど
要の事はいつも一番に考えていた
けど…要は違うのかな?
なあ…俺は要の彼氏?ただ都合良く優しくしてくれる男?
呆然とする俺を見た遙は気を利かせて屋上を後にした
俺はこのときどうかしてたのかな?
「…ごめん」
「え?」
「俺…一人になりたい」
要は訳が分からないと言いたそうな表情をしていた
「俺…要と付き合って行く自信ない」
要とは目を合わさないで…
「…別れよ」
そう一言…ツラい一言を言った

