らぶ★ぱにっく




頭の中が真っ白になって…いつの間にか遙に掴み掛かっていた



要は目に涙を溜めて必死に止めようとしていた




…っ!!!



要は遙を庇うんだ…






「…何で遙を庇うんだよ」


ついムキになって要を睨んでしまった



ビクッと体を強ばらせて怖がっている




「卓都は…ナーンにも分かって無いよね」

「あ?」



視線は要から遙へ向く…




「要ちゃんはこんなに不安がってんのに…お前は悠々とサッカーなんかしてさ?…それでも彼氏?」



と言って思いっきり俺を押した






俺はその瞬間…後悔の波が押し寄せた