教室まで行くと…要は居なかった。 「あれ?要ちゃん知らない?」 とクラスの奴に聞き回る奏 「山川さんなら遙君とどっか行ったよ?」 それを聞いた瞬間俺の体は走り出していた 校舎を探し回ってもどこにも居ない あとは…屋上か。 要の事になると必死になる。 キスなんか…嘘だと思っていた 嘘だと信じたかった――… 屋上のドアを開けると…そこには、要を抱きしめてる遙がいた――…