昼休み―…
いつもみたいに高志とサッカーをして遊んでいた。
疲れて休憩していると、朝の女がいた
彼女と目が合って一応笑って返すと何故か頬を紅くしながらこちらへ走ってくる
両手にタオルとスポーツドリンクを持って…
「…お疲れさま///これ良かったら使って?それとドリンクも買ったし…///」
と言って俺に渡してくる。
断りたかったけど…半ば無理矢理渡されて渋々もらう事にした
「あのさ…あたし…見たの」
「何を?」
「要ちゃんが…他の男の子とキスをしてたの…」
と言って俺を見る彼女。
「要ちゃんから…求めてる感じで…」
…要が?
まさか…そんな事――…
「卓都ー!!!」
「奏…?」
奏は勢い良く走って来ると俺の腕を掴み、校舎の方に引きずって行く…
その時…彼女が笑っていた事も知らずに――…

