「…え」 ツー。と汗が背中を流れた 「俺…自信ねぇわ。要と付き合っていく…」 「卓…都?」 「…別れよ」 何も感情が込もってない目であたしを見つめる卓都 あたしは…足がガタガタと震えて立つことが精一杯 「冗談…だよね?」 「冗談?んな訳ねぇだろ。って言うか早く出て行ってくんねぇ?」 フッと鼻で笑ってまたあたしを睨み付ける この人は…本当に卓都? あたしは拳をギュッと掴んで走って逃げた