中は・・・まさに手取り足取りの世界。 本当に自分がお姫様か何かになったような気分になってくる。 「まぁっ……とてもよくお似合いです!」 係の人が鏡に映った私を見てため息を漏らした。 ま、それはお世辞だとしても、やっぱり嬉しい。 ドレス姿に我ながらうっとりしちゃうなんて……自分の中にこんな部分があることに少々驚きだ。