アルタイル*キミと見上げた空【完】


「さぁさぁ、どうぞ!ごらんになってください」



お店の人に招かれた先には、



わぁっ・・・・!



まるで砂糖菓子のような色をしたドレスがたくさんかかっていた。



事情がわからないままなのに、無条件でため息が出るのは、やっぱり私が女の子だから、だと思う。



見渡す私の後ろで、修ちゃんのお母さんが、やっぱり嬉しそうにドレスに触れながら言った。



「ごめんなさいね、いきなり。昨日・・・サキちゃんから聞いたのよ。汐ちゃんと修也が結婚するって」


「え?」


思わず振り返った私に、修ちゃんのお母さんはにっこりと微笑えんだ。


「嬉しくて・・・・夢だったの。ほら、家には女の子はいないから・・・。こうやってウェディングドレスを一緒に選ぶことなんて、出来ないでしょ?まさか修也に着せるわけにもいかないし・・・」



修ちゃんのウェディングドレス姿・・・。

やばい、想像したら意外と似合うかも、なんて思っちゃった。