「汐、どした?」 隣から覗き込む修ちゃんの視線を感じたけど、 よかった・・・暗い中、私の表情は隠れてるだろう。 こんな顔・・・見せられない。 なんとか、早く落ち着かせないと。 痛すぎる胸の鼓動も。 零れ落ちそうになる涙も。 それは全部制御できない体の奥からの感情。 ・・・なんで? もう。。。過去のものなのに。 そう、決めたのに。