アルタイル*キミと見上げた空【完】


「ね、凱。どこに行くの?」



すると、歩きながら凱が振り向いて笑って答えた。



「デートだよ!」



「え?」



「デート!」



そう言って凱はつないだ手をひっぱった。



「ちょ、凱!」



今、そんな気には・・・・



「なんか、腹減った~。なんか食お!な!」