「ね、凱。どこに行くの?」 すると、歩きながら凱が振り向いて笑って答えた。 「デートだよ!」 「え?」 「デート!」 そう言って凱はつないだ手をひっぱった。 「ちょ、凱!」 今、そんな気には・・・・ 「なんか、腹減った~。なんか食お!な!」