その時・・・ お店の中の別のグループの女の子達の歓声が上がった。 「お~~~!!久しぶり~~!!」 振り向いた雄太くんの先には、入り口から顔を出した、凱。 きょろきょろした視線に、目が合いそうになって、とっさに下にうつむいた。 なんか・・・顔があわせられない。 あんな話聞いた後だし。 わかってるよ。 昔の事だって。 過去の事なんだって。 でも、やっぱりその思い出が私の胸を揺さぶり始めるんだ。 初恋のリミットって、いつなんだろう。 そんなの・・・私には存在するのかな。