「う、ううん。そんなこと、ないと思う。絶対・・・・ないと思う」 「気づいてないの、汐だけだよね〜〜」 エッコの言葉に、その場にいた子達がうんうん、と頭振っちゃってるし・ 「いや、だって・・・・私、はっきり言われてるから」 あの教室で聞いた言葉。 そうだよ。 「私に全然興味がない、って・・・」 「あ〜〜・・・それってもしかしてミニバス入るか入らないかの時じゃない?」 雄太くんがくしゃっと笑って続けたのは、 あの時の真実。