肩をすくめる私を、エッコは少し不思議そうな顔をして見つめた。
え?
「てかさ・・・・汐、凱くんと幼なじみだったじゃん。連絡とかあったでしょ?」
ん?
ううん。
首を振ってみた私に、意外そうな顔をしたエッコが意外な言葉を続けた。
「あれ・・・・凱くん、時々あっちの近況なんかを知らせてくれてたんだよ?ね~~、雄太」
え?
雄太、と呼ばれた背の高い男の子がエッコに呼ばれて私達のテーブルに座った。
そういえば・・・面影がある。
確か・・・・・・凱と仲の良かった男の子。
凱は・・・ちゃんと連絡を取ってたんだ・・・・・・。
私は・・・全然知らなかった・・・・・・。

