アルタイル*キミと見上げた空【完】


「修ちゃん・・・」



ようやく離れた唇に、大きく息をつく。



自分の体が自分じゃないみたい。



ふわふわした、変な感じ。



と、



背中にまわされた修ちゃんの腕に力がこもったと思ったら、



自分の体が倒されていくのがわかった。



!?



こ、これは・・・!?



目を開けると、修ちゃんの髪ごしにみえるのは・・・天井。



私倒されてる?