玄関に行くと執事さんがいて大したことじゃないのに車いすに乗せてくれて…、車に乗せてくれた。
尚は車の中でもすごく優しくて
「飲み物あげようか?」とか「具合大丈夫?」とか。いっつもあたしのことを気にかけてくれていた。
あたしの家に着いたときにも、「恥ずかしいからいいよ///」って言ったときにも尚が車いすを押して送ってくれた。
玄関まで行ったらあたしはすぐに車いすを降り、お礼を言って手を振った。
すると尚が戻ってきて言った。
「なぁ尚??夢じゃないよ・・・?俺・・・尚のことがすごく好きだよ…。」
すごく嬉しかった。必死な尚につい笑ってしまった。
「何で笑うんだよっ///」
ちょっとだけすねて尚が言う。
「だって…こんな告白///初めてだもん。」
「そーだよな^^じゃあ、返事はいつでもいいから!」
そう言うと尚は車に戻ろうとした。
「ちょっとまって!返事なら今言えるから……。」
振り返った尚はオドオドしてた。
