★NとS☆


それだけなら…俺戻る…  って。印鑑ってこれ?」

俺はガラスの箱の中に入っていたものを指さして言った。


「あ。あったあった^^それ^^ありがとう」

そう言って母親は玄関の客のところへ走って行った。


うちは…父親が医者で世間から見るとすっごいお金持ちらしい。

それで…家はすごい豪邸に住んでて。


…執事も居たりする…^^;

それからさっき母親が言ってた仁(じん)って言うのもその執事の一人。

母親は優秀な薬剤師で・・・。



「日向(ひなた)~」

突然父親が母親を呼んだ。

すると品物を受け取った母親が

「は~い待って~」

って言いながらロビーみたいなところに走って行った。


そして、俺は部屋に戻った