「悪ィ…寝ててさ。 危うく待ち合わせ遅れるとこだった^^; 優華ちゃんとはうまくやってっか~?」 送信っと…。 そろそろ制服着替えよう。 ――――――――――――――――――――― 「相変わらず似合うなっ。俺」 ――――ガチャ 「何やってんの尚。お前…バカ?」 鏡の前で思いっきりポーズ決めてた俺に 二つ年下の弟、俊(しゅん)が声をかけてきた。 「おい俊!何勝手にっ入るんなら知らせろ。」 俊は生意気で…うざい。