★NとS☆


「悪ィ…寝ててさ。
 
 危うく待ち合わせ遅れるとこだった^^;

 優華ちゃんとはうまくやってっか~?」

送信っと…。

そろそろ制服着替えよう。

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「相変わらず似合うなっ。俺」

――――ガチャ

「何やってんの尚。お前…バカ?」

鏡の前で思いっきりポーズ決めてた俺に

二つ年下の弟、俊(しゅん)が声をかけてきた。

「おい俊!何勝手にっ入るんなら知らせろ。」

俊は生意気で…うざい。